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2006/10/29(日)
久石譲 Asian X.T.C 愛知公演
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過日、雲カルメンバーの林田、西尾の両選手が出演した、久石譲 Asian X.T.C 愛知公演（ツアー最終日）に行ってきました。
久石さんの、演奏を楽しんでいる心、久石さんの共演者たちへの信頼の「余波」のようなものが、会場一杯のお客さんに伝わっていたように感じました。
音楽の中の何が聴衆に伝わるのか、また、自分を信じて音楽することの重要性について再認識させられました。
演奏は、高度な予定調和の中でまったく危なげなく進み、安心して身を委ねることができるものでした。
腕利きのミュージシャンたち（ピアノ、パーカッション、マリンバ、弦楽四重奏、ベース、胡弓、古箏、サックス２本）が、それぞれに最高の技量を発揮しているにも関わらず、それらが突出することなく、一つの作品を作り上げているさま、そしてそこに、林田、西尾の両選手が楽しげに参加していることが驚きでした。
どうしても同業者的な耳で聴いてしまうのですが、ともすれば老け込みそうになる自分に対するカツを入れられたような気分にもなったのでした。
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