2005/08/20(土)
現代曲
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昨日は来週サントリーホールで行われるサマーフェスティバルのリハーサルだった。 オーケストラのオール現代曲プログラムで、最後の曲にバリトンとソプラノ持ち替えで演奏する。サクソフォーンは2名なのだが、2人ともバリトンとソプラノ持ち替えだ。 3連、2拍5連をはじめ、1ページずっとタンギングしながら循環呼吸をしたり、12分の1、6分の1、4分の1に指定された微分音。ソプラノで上のEからE♭に下りるまで6段階の音程を経てたどり着いたり。バリトンの最低音ユニゾンで2人の複雑なリズムがすべて16分音符単位でずれていたり、けっこうリズム感も必要とする。サクソフォーンの2人が常に絡み合うのだが、お互い入りがぜんぜん違ったり、微妙に違ったり・・・1stが出した音程を4分の1♯のユニゾンで始まり、その後、永遠に微分音で絡んでいく。頻繁な持ち替えで間に合わないところはスタンドに立てたまま吹くようにしている。 様々な集中力が必要とされる。 ドイツ語の辞典を買って色々調べたのにまったく理解できない部分が沢山あり途方に暮れたりしたが、頭をフル回転させたあとは何故かすっきりした。本番が楽しみです。
実は大好きです、現代曲・・・・・・
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