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2007/02/02(金)
上海公演終了！
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四泊五日の上海演奏旅行が色々ありつつも無事終了しました！
詳しい日程などは雲井先生のコーナーを見て頂くとして、僕は特に心に残った二点について書いておきたいと思います。
まずはアウトリーチを行い、それが驚くような形で成功したこと。
この企画は、僕が実家のお風呂につかりながら読んでいた朝日新聞の特派員コーナーに上海の自閉症児施設の報告を見つけた事から始まりました。
当時は上海での日程がリサイタル以外は全く決まっていない状態だったので朝日新聞広報を通して、上海特派員の塚本さんに連絡をとり、もし可能であれば施設を訪れたい旨をつたえました。
すると塚本さんが間を取り持ってくださり、施設の方からも是非に、という事でしたし、メンバーも心から賛同してくれました。
訪れた施設は小さいながらも清潔感があり、職員の方も感じの良くパワフルな方々でした。
施設の立ち上げや職員の研修に日本人の先生が協力しているので、きっとその方の働きかけがあったんだと思いますが、日本領事館からたくさんのお金が寄付されているのだそうです。たまには日本人も海外で良い事をしている事を始めて知ったし、僕達もアジアで買春なぞしてみるオヤジにならずに、少しでも日本人のイメージアップに貢献出来たのかもしれないな、と帰国後の今思っています。
もう一点、報告したいのは、リサイタルの成功です！
終演後のアンコールの嵐（少なくとも僕にはそう聞こえた）は礼儀正しい日本のクラシックコンサートでは目にする事が無いので、感激しました！
後半の早いテンポの曲、林田さんのアドリブ炸裂の曲などで、中国のお客さんに火がついた感じでした。
上海に行く前も、行っている間も様々な問題が発生しましたが、やはり行って良かったと思っています。
今年前半の雲カルは前例の無い、気合い満点スケジュールです。
まずは今週末の土日の本番、四月にアメリカツアー、五月に定期演奏会と愛媛公演。
とにかく一つずつの本番を大切にして、前進して行きますので、応援よろしくお願いします！
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