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雲井雅人の「小言ばっかり」

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2004/10/21(木)  CD録音 ちちぶ
カルテットのレコーディング終了。

素晴らしいメンバーたちと一緒にアンサンブルできることを、心から嬉しく、また誇らしく思う。
レコーディング・スタッフの方々にも、心から感謝したい。
いい雰囲気の中で、雲カルの力をひき出してくださった。
これ以上でもこれ以下でもない、自分たちの今の姿が記録されたと思う。

僕のスケジュール表の昨日までの三日間のところには、「CD録音 ちちぶ」の一行しか記されていなかったのだが、その一行が重かった。
今は、山を一つ越えたような気分だ。


2004/10/14(木)  烈震室
ミュージックキャンプなどで、初めて会った生徒さんを教えるのは難しい。
難しいけど面白い。
お互いの価値観がかなり違ってる場合が多いから。

魅力的な演奏をする人、クセっぽい演奏をする人。
それらを生み出す心のあり方に興味がある。
演奏を聴いたり話をしたりして、その原因にたどり着こうとする過程が面白い。
生徒さんが自分自身の状態に気付き、その対処法を発見できたときは、我がことのように嬉しくなる。

キャンプは、大学のレッスン室(と打とうと思ったら烈震室になった。この打ち間違い、なにか教訓的だ)での安定した関係とはかなり違う。
レッスン中にちょっとお手本を見せるにも、気合いが入ってしまう。
ましてや、講師演奏会などともなると、直前にレッスンで偉そうなことを散々言った手前、必要以上に張り切らざるを得ない。

そして、夜は宴会がないわけがない。
そんなこんなで、へとへとになったであります。

大学に戻っても、予定調和的なすました「レッスン室」じゃなくて、「烈震室」と呼べるほどのインパクトのあるレッスンをしたいものだ。
(オヤジギャグっぽいかな?)


2004/10/12(火)  身を粉に
僕の父母は大変な働き者で、僕はとても尊敬している。
自分が音楽家なんてヤクザな商売についていて、遊んでんだか働いてんだか分かんないようなときがあるもんだから、しばしば親に顔向けできないような気になることがある。

しかーし、今回、宮城と静岡で行なわれたヤマハのサクソフォンキャンプで、雅人は身を粉にして働きました、とめずらしく胸を張って言えるのであります。

それぐらいキツかったっす。
オーバーヒート気味っす。
それなのに、原稿の締め切りはあるし、レコーディングはあるし、本番はあるし、学校もあるし、ゴミも捨てなきゃいかん。

お父さんお母さん、雅人はちょっとグレかかってるっす。


2004/10/08(金)  プリンターが
あー、今度はプリンターがいかれてしもうた。
「ドライバがインストールされていません」だと?
オレはちゃんと入れたんだよ!
ノートン・ユーティリティーもなぜか途中で止まる。

冷蔵庫もアカンようになってきた。

MDデッキはもうダメ。

自分でも気付かぬうちに、彼らを(彼女らを?)傷つける行ないを僕はしてきたのであろうか。
それとも何かの警告か?
手前の肝臓や血管に気をつけろとかの…。

天気が悪いせいか、しきりと反省の方向に考えが行ってしまう。


2004/10/03(日)  困ったなー
パソコンののアドレスブックのデータが、なぜかすべて消えてしまった。
いろいろやってみたが、アウトでした。
困った。

やっぱり、本物の紙の手帳にも書き残しておくべきなのかもしれない。

このコンピュータが、もしぶっ壊れてしまったらどうなるのかと思うとゾッとする。


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